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円谷 萌々香
学生 東北ウーマン

つむらやわんぱく珍道中 クッキング 2021-08-31
究極を目指して

ひとり暮らしも早1年。

あんなに下手だった料理も、好きになりました。

その中でこの夏、かぼちゃのポタージュを作ることにハマりました。

よくファミレスとかでも出されているあれです。

 

探究心を持ち、ひたすらに究極のかぼちゃのポタージュを作りまくった夏の10日間のお話です。

 

 

かぼちゃは大好き、牛乳は苦手

 

かぼちゃのポタージュって家庭でよく作られるものではないと思います。副菜みたいなものだし…。

 

それに、特に食べたかったわけでもありません。最初に作ろうと思った理由はひとつ。

苦手な牛乳を1度にたくさん減らしたい、さらに美味しく食べられそうだったのが、かぼちゃのポタージュでした。

 

しかし1回では牛乳がなくなるわけでもなく…。

完成したものを食べるまで、ここから先の10日間、究極のかぼちゃのポタージュを作り始めるとは全く思っていませんでした。

 

食べてみたら、おいしい!けど、お店とは全然違う。

 

でも、サラッと飲み干そうとすると、喉にざらっとしたかぼちゃが残りました。ミキサーなんて私の部屋には置いていなかったので、そりゃあ、そうです。

 

ひとり暮らしでミキサーって絶対全員が持ってるわけじゃないし、わざわざ買うのもなぁ。

なんか悔しい。ひとり暮らしで必要最低限でできるポタージュを私は作ってみせる…!!

頭の中は始まりのゴングがなりました、、、

 

 

究極のポタージュ作り、開始

 

<究極のポタージュ作り 3日目>

 

作る量と食べる人数が全く比例しておらず、2日かけてお鍋に作ったポタージュを消費していくことに。

 

初めてのポタージュから3日目の今日は、煮詰まって崩れていくかぼちゃを待つのではなく、スプーンでちゃんと潰してから飴色玉ねぎや溶かしバターと合流させる作戦。見た目は良好だったけれど、また舌触りが残念な結果に。もうちょっと、サラッと感を求めました。

 

 

<究極のポタージュ作り 5日目>

 

今日はサラッと感を出すために、入れる水の量を増やしました。

これが大失敗。

 

牛乳よりも水を多く入れてしまうと、味が一気に薄く感じます。牛乳風味、という感じ。

やばいな〜、、、とそこに牛乳を追加してしまい、サラッサラのかぼちゃ風味スープの出来上がりです。泣きながら流し込んでいきました。

 

ここで学んだことは、水は少なめ(むしろなくてもいいんじゃ?)、牛乳は多め。

混ぜながら量を調節しながら入れて、ドロッと、サラッの中間に持ってくることが大事ということに気づきました。料理は足し算って、こういうことか…。

 

<究極のポタージュ作り 7日目>

 

今日は、お菓子作りが上手な友達からいいアドバイスをもらいました。

「それ、濾したら舌触りよくなるんじゃね?」

なんていいアドバイスをくれるんだろう、神様かと思いました。

 

家にあった金網のざるで漉して、煮詰めて、塩胡椒で味を調節。

食べてみると確実に今までとは違うポタージュが出来上がりました。

やっぱりあの子は神様です。すごい。

 

<究極のポタージュ作り 9日目>

 

もう今日は牛乳も、かぼちゃもありません。

10日間というより、1週間だったような気がします。

 

でも、気づいたことがあります。

まだまだ究極は程遠いこと、まだおいしいものが作れそうなこと。

 

私の究極のかぼちゃのポタージュ作りは終わりません。9日目に気づいたことは、かぼちゃのポタージュ作りにハマってしまったことです。

いつかレシピ大公開できるようにがんばります。


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