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■ 東北ウーマンインタビュー


全身で受け止め、全身をかけて、響くメッセージに

 

全身で受け止め、全身をかけて、響くメッセージに
フリーアナウンサー
松浦彩さんインタビュー

 

スポーツ実況やラジオDJ、モデルやテレビ出演など、マルチに活躍されている松浦彩さん。アナウンサーを志すきっかけやメッセージを発信することについてお話を伺いました。

 

佐竹 ) こんにちは。はじまして!松浦さんは、エフエム山形で今月12日(木)12:00〜放送予定の「YAMAGATA RADIO ROCK FEST.」に出演されますよね。

松浦 )そうです。この番組は、昨年放送を開始し、毎回大反響をいただき今回は第4弾を放送することになりました!企画から携わっていて、プロデューサーと毎回喧嘩しながらラインナップを決めています。めちゃくちゃ魂を込めて作り上げました!

佐竹 ) そうなんですね、多くのファンがいる松浦さんに会えることを楽しみにしていました!よろしくお願いします。

 

 

学生時代に掛けられた声

佐竹 ) 松浦さんは、ラジオのパーソナリティやイベントのMCなど多方面でご活躍されていますよね。

松浦 )そうですね。現在は主に、ラジオやテレビの特番やモンテディオ山形のスタジアムDJなどで活動しています。

佐竹現在に至るまでの経緯を教えてください。

松浦 )はい、私は鶴岡市出身で東北公益文化大学を卒業しています。在学中の19歳の時からお仕事を始めました。大学卒業後は一年間の番組契約でエフエム山形に入局、23歳の時からは個人事業主としてラジオにフリーとして出演しています。今年の3月いっぱいでレギュラーは終わったところです。

佐竹 )大学在学中からテレビやCMに出演していたということに驚きです!高校生のうちから積極的な活動をされていたのですか?

松浦 )いえ、高校の時は特進科だったので、特別人前に出る活動はしていなかったです。部活もやってなかったですし。家で保護猫を育てていたんです、片目のない猫ちゃんで。なので、まっすぐ家に帰るみたいな高校生活でした。大学に進学する時もその猫ちゃんと離れたくないし、私は長女だったので結構外に出るのが厳しくて、父の勧めのまま県内の大学に入リました。

佐竹 )それでは学生のうちに多くのメディア出演のチャンスを掴んだきっかけは何ですか?

松浦 )大学の学生課のスタッフさんがテレビ局の方と仲が良くて、そのテレビ局では庄内地方を紹介する特番のリポーターに学生を起用してみようかみたいな話がありました。大学に打診がきた時に、私の名前がアイドルの松浦亜弥さんと同じ名前だったので、「うちの学校に松浦彩(亜弥)いるよ」と話になったらしいです。

佐竹 )そこから依頼されて、テレビに出たのがこのお仕事に携わるきっかけなのですね。

( モンテディオ山形のスタジアムDJとして活動 )

佐竹 )事務所などに入らずして、お仕事はどのようにしてゲットしたのですか?

松浦 )大学生の時に一回機会をもらってテレビに出たら、もともと知り合いだったあるお父さんから「そういう仕事がしてみたいんだったら、イベントの仕事があるから司会してみなよ」と声をかけてもらって、その司会のお仕事をしたら、なんとそこにいた別のお父さんから「じゃあうちの公民館でも今度イベントがあるからMCしてみなよ。」と声をかけてもらうようになりました。アルバイト感覚でイベントのMCをしながら、たまにテレビのリポーターをさせて頂くっていう生活をしていましたね。

佐竹 )まさに声が繋ぐ人生なのですね。大学在学中にお仕事をしていても、やっぱり就職ってなると業種・職種を変える方も多いと思います。なぜその道のまま人前に出る仕事を選んだのかなと気になりました。

松浦 )そうですよね、就職活動の時期には、今とは全然違う業種を受けました。面接の待合室で一緒になった女の子が「私はこの会社に落ちたら一年浪人してでももう一回受けたい」と言っていました。私はこの会社にそこまでの熱意持たずに来ちゃったかもしれないって思って、一回就職活動を全部やめたんですよ。自分のしたいことを見つけようと思ってお仕事何でもさせてもらって、ウエディングドレスのモデル、着ぐるみの中のアクターさん、イベントのチラシ配るスタッフなど色々やらせていただく中で、やっぱりイベントMCっていう仕事が好きだなって思ったんです。

佐竹 )さまざまな職業の体験は、きっと今の仕事を目指す意志を固めるために必要な過程だったのかもしれませんね。

松浦 )そうですね。あと庄内から山形に出てきたきっかけは、私が山形県酒田市のコミュニティラジオ・ハーバーラジオで学生パーソナリティとして番組を担当する中で、佐藤和香子さんという方にアドバイスをもらったことです。佐藤和香子さんはハーバーラジオが開局した翌年から番組を担当されている方です。「あなたまだ若くてチャンスもあるから。コミュニティはいつになっても戻ってこれるから、もっと大きい舞台で大勢の人に声が届くところで挑戦してみたらいいんじゃない?」とアドバイスをもらいました。その日の帰り道にエフエム山形で社員募集していたので、すぐアナウンサー試験に応募しました。そのアナウンサー試験は落ちちゃったんですけど、一年の番組契約で番組を作る企画の方で声をかけていただいて一年間、契約社員として入りました。

 

自分のひとことが誰かの一日のハイライトになる

佐竹 )メッセージを声に載せて発信をすることの魅力を教えてください。

松浦 )ラジオの向こう側にいる人とイベントの時に挨拶させてもらったり、毎週メッセージを送ってくれる人がいたりします。電波の向こうにいる人を想像できるようになってきた時に 「一緒に同じ時間を作っている感じ」 がしました。それからだんだん緊張もしなくなってきて楽しくなってきました。自分が思っている以上にいろんな人のところに届いている、とここ数年特に感じています。

佐竹 )その感覚を感じた瞬間を具体的に教えてください。

松浦 )何回か刑務所の中の方から連絡をいただいたことがあって、お手紙をいただいて「あなたの声が自分の生きる希望になっている」っていう声や「どうしたらあなたみたいな考え方ができるようになるんだ」という内容のメッセージが、出所した方を介して受刑者の方から送られてきた事もありました。実は、お手紙を頂くまで刑務所でラジオが流れていることを知らなかったんです。

佐竹 )その出来事から変化はありましたか?

松浦 )はい、自分のひとことが誰かの1日のハイライトになることもあるんだっていうのを感じました。その瞬間から、ラジオが約束の場所に見えて、何があってもこの場所にいなきゃいけないなって感じました。

佐竹 )「自分のひとことが誰かの1日のハイライトになる」って素敵ですね・・!

松浦 )ありがとうございます。あと、お仕事で視覚障害の方とご一緒することがあったんですが、ラジオを聞いてくださっている方がすごく多かったです。全盲の方と4人ぐらいお話させていただいたんですけど、全員私のことを知ってくださっていて。そんな4人中4人知ってくれているなんて、めったにないので、すごくびっくりしました。「ずっと会いたかったです!」と声をかけてくださって、その方はイベントが終わった後も何回か会いに来てくれたりとかして。ラジオの電波って自分が想像していた以上にいろんなものを超えて、いろんな人に届くんだなあっていうのを感じています。それがラジオのいいところだなとも感じますね。
 
 
大事に思ってくれる人の存在があるから頑張れる

( 地元の由良にて )

佐竹 )活動していくと、アンチや厳しい言葉をもらうなど辛い経験もあるのではないでしょうか?

松浦 )そうですね。いろんな方が聴いてくださっていて、毎週のように声を届けているので、親近感を抱くみたいで。最初私のことが大好きで、でも気持ちが届かないってなった時に、くるって変わった人もいれば、やっぱりラジオってパーソナルな部分が出るので、どうしても合う合わないがあるので、「この子好きじゃないわ。」と言われることもありました。

佐竹 )その状況をどう整理しましたか?

松浦 )そうですね。嫌いな人は多分聴かないでしょうし、ラジオの向こうにはお母さんみたいに応援してくれる方がいっぱいいます。その人たちに助けてもらった部分も多いですね。お手紙をいただいたり、「彩ちゃんに結婚式の司会をやってほしいと思っていたんだ。」って依頼してくださったりするリスナーさんとかも結構いて!心無い言葉とか私のことが好きじゃないって言う人もいますが、その倍ぐらい多くの大事に思ってくれる方がいて、助けられて歩いてきた感じです。

佐竹 )松浦さんは若くして個人事業主を経験していますが、ご家族はどんな反応を・・・?

松浦 )親にはかなり心配をかけました。私が就職活動を一回やめるって決断した時とか個人事業主になるって決めた時って、まだそういう働き方が全然メジャーじゃなかったので、やっぱり親からもすごく反対や心配をすごくされて・・・大丈夫なのか、とか。でも、断固拒否みたいなことをしないで、私がしたいことを応援してくれていました。

佐竹 )家族の支えは、やはり頑張るパワーになりますよね。

松浦 )スキルがそこまで高い方ではないと自分では思っているので、皆勤賞でいることが唯一のできることだと思っていた部分がありました。だから何があっても、自分はこの場所にいようと思ったんです。コロナ禍以前は、インフルエンザとか人に感染するものじゃなければ仕事に行っていました。足を骨折した時でも、ヒールを履いて素知らぬ顔をして立ってM Cもしていましたね。

佐竹 )高いプロ意識をお持ちなのですね!

 

( 松浦さんの愛猫・左から、はんな、ひまり、ヘレン )

 

佐竹 )離れて暮らすご家族とは、現在どのようなコミュニケーションをとっていますか?

松浦 )うちの祖父がちょっと難聴なんです。入院した時にラジオが聴きたくて、病室でラジオをつけたら音が大きすぎて看護師さんに怒られたことがあったらしいです。その話を聞いて、テレビだと最悪聞こえなくても私が出ている姿は見てもらえるので、それがテレビ頑張ろうかなって思えたきっかけにもなりました。

最近、YouTubeの仕事も増えてきたので、毎回母にURLを送って家族みんなで見てもらっています。

 

響くメッセージの発信のために

佐竹 )テレビやイベントMCとしてもご活躍されていますが、活動の中で心境の変化はありましたか?

松浦 )最初は足が震えるくらい緊張していたんですけど、「テレビのリポーターのお仕事って自分を写すことじゃなくて、自分を介して何かを伝えることだ」って思って。それってイベントMCもラジオも一緒だって思った瞬間がありました。それから緊張しなくなってきました。周りからは自分が最前線に立っているように見られがちですけど、自分は言ってしまえばスピーカーみたいなものです。自分が発する言葉や自分が伝えている事柄を皆さんは興味を持って見てくださっているし、自分が興味を持ってもらえるように伝えなければいけないんだなっていうことを考えました。それからはテレビの仕事も楽しめるようになってきましたね。

佐竹 )松浦さんは、ご自身の意義を発見したことで緊張が和らいだのですね。その意識とっても素敵だなと思います!発信や表現をすることのポイントを教えてください!

松浦 )3つ挙げるとすれば、


  1. 相手の立場や考えにできる限り寄り添い、自分ならどうだろう?って考えること。
  2. 自分が思うことが100%正解だとは思わないこと。
  3. どんな方にもリスペクトの気持ちを持つこと。

です。

佐竹 )謙虚さを意識しているのでしょうか?

松浦 )結局、私が考えることって私目線の事でしかないんです。ラジオのパーソナリティを務めていると、届いたメッセージの中に、私より年下の10代の子から相談を受けることもあれば、私でいいんですか?っていうぐらい目上の方から相談を受けることもあります。10代の子も10代なりに一生懸命悩んでいるし、目上の方も何か思うところがあって相談してくださっているので、最大限のリスペクトの気持ちを持って答えるようにしています。

佐竹 )松浦さんの言葉には、真剣さや温かみを感じられます!

松浦 )自分だったらどんな言葉が欲しいのか、を考えた上で、でも違うだろうなって思うことは違うっていうことも優しさだと思っています。「それはちょっとひどいんじゃないですか?」って言うこともありますよ。ただその時、可能な限り寄り添って、「あくまで私の意見なので」っていう言葉も添えることを心がけています。

佐竹 )そのようにステップを踏んだ上で相手を本当に想うからこそ、心に響くメッセージの発信に繋がるのですね。

 

 

佐竹 )松浦さんは大勢に向けた発信をする上で、誰に目線を合わせて発信するようにしていますか?

松浦 )必ず「その人」に目線を合わせて喋るようにしています。特に、ラジオって1対多数のように見えて、1対1だったりするんです。だから、必ずその人に向けての言葉を発して、その上で「皆さんどう思いますか?」とか振ってみたりもするし、1対1のつもりで発した言葉がもう1人の人に刺さったりするんですよ。

佐竹 )そのコミュニケーションはメディアの面白さかもしれないですね。私も編集者という言葉を発信する身ですので、心得たいと思います!

 

次世代を考えて選択した働くスタイル

佐竹 )昨年の冬にはFacebookで、山形の芸能事務所High Cloudと業務提携をすることを、広く宣伝されていた印象を受けました。きっかけを教えていただけますか?

松浦 )フリーでアナウンサーの仕事をする私がしっかりと活動の軌跡を残していかないと、次の世代って育たないのかなって思ったことがきっかけです。業務提携をする前は、個人事業主特有の悩みも多くて、そんな時に声をかけていただいたのがきっかけです。

佐竹 )次の世代を見据えた判断だったのですね。

松浦 )加えて、山形のフリーアナウンサーで業務提携をしている人がまだ少なかったっていうのもあります。女性1人で若いうちからフリーでやっていくと、結構いろんなトラブルとかもあるんです。そんな時に間に1人、誰か入ってくれる人がいるっていう選択肢があるってすごく働きやすいなと思っています。自分のためだけじゃなくて、これからの世代のためにも、もしかしたらこの選択が生きることもあるのかもしれないと思って、やってみました。

佐竹 )フリーは孤独だというイメージの払拭に繋がりそうですね。働き方の新スタイルの提案に希望を感じました。

 

東北と個性

佐竹 )松浦さんが東北で暮らす中で感じる、感覚を教えてください。

松浦 )山形で知り合って親しくさせていただいている方の中に、次のステージに進み、東北の別の県でお仕事されている方もいます。その方がお仕事を作って呼んでくださったりすることもありました。そこで絆が生まれて、毎年呼んでもらえる・・ということが結構あって。山形だけではないのかもしれないですけど、つながりを大事にしてくれるのって、山形や東北の強みだと感じています。

佐竹 )素敵な関係を築かれているのですね!東北ならではの人間の温かさを感じます。

佐竹 )東北に暮らす女性や、東北で働く女性へメッセージをお願いします。

松浦 )東北に関わる人の中でも、自分で選んで東北にいる人もいれば、なんとなくいる方や東北にいなきゃいけなくて・・・っていう思いで東北にいる方もいると思います。今はなかなか移動もしづらいんですけど、東北を拠点にしつつもいろんなところとパイプを作って、いろんな場所にお仕事に行くっていう働き方もあることを知ってほしいです。三菱地所が田舎と首都圏の2カ所に拠点を置いてお仕事をするっていうスタイルを最近進めているらしいですよ。

佐竹 )最近、二拠点生活という言葉を聞く機会も増えました。

松浦 )人同士の繋がりがすごくある所だから、東北にいる強みって多分大きいと思うんです。私が山形で生まれ育って山形に居続けることを決めたのは、父からの勧めでした。でも、それを選択しなかったら、今この仕事にはついてないだろうと思うぐらいたくさんの人に助けてもらって今があります。

佐竹 )東北にいることは、現在の松浦さんを形作る上で、かけがえのない人生の選択だったということですね。

松浦 )人の繋がりがあって、人が温かい場所に生まれ育ったことが、自分の最大の強運だったのかなと思います。東北にいることの強みを活かして、自分の可能性をどんどん広げていけたらいいなと思っていますし、そういう人がどんどん増えてきたらいいなとも思っています。

佐竹 )そんな東北に生きる松浦さんが考える、ご自身の個性はなんでしょうか?

松浦 )私の個性ってなんだろう。オンオフの切り替えがはっきりしたところですかね。先日テレビプロデューサーのマッコイ斎藤さんとご一緒したんですけど、「君、オンオフ絶対激しいでしょう。」って言われました。スイッチがガラッて入るみたいです。確かに私は、自分が失恋した翌日でも披露宴の司会で心から祝福できるぐらいなので。結局切れた途端に、すん・・・ってなるんですけどね。

はっきりしたスイッチは、もしかしたら自分の欠点かもしれないですけど、強みでもあると信じています。当時まだ一般的じゃない働き方を選んで、親にいろんな想いを抱かせてしまったっていう意識があるので、おそらく無理矢理自分で切り替えることを覚えたんだろうと思っています。

佐竹 )松浦さんは欠点も強みも全て含めて受け入れ、それが個性と考えていらっしゃるんですね。かっこいいです!

松浦 )オンオフの切り替えがはっきりしたところって絶対の正解だとも思わないんです。不幸はしっかり弔うことも大事だと思います。ただ私は、オンオフをはっきり切り替えるという気の持ち様を選んでいます。

佐竹 )私も東北にいることの強運を十分に生かすライフスタイルを作っていきたいです!

多くの人々を勇気づけるだろう素敵な言葉の数々、ありがとうございました!

 

( 撮影:五百川遥)

profile
松浦彩さん
 

山形県鶴岡市生まれ

東北公益文化大学を卒業後、個人事業主のフリーアナウンサーに。

2021年に入り、芸能事務所High cloudと業務提携を開始。

イベントDJやMCとして活躍中。

月刊誌Rushでは「松浦彩のモンテ勉強中」が連載中。

「山形県のほっぺTourism-Yamagata-Promotion Movie」の

YouTubeチャンネルにて、山形の魅力を発信する動画も公開中。

https://youtu.be/0lpr443FXVs

 

 
<SNSでも発信中>

Instagram@ayamatsuura.s

Facebook 松浦彩

Twitter @aya888m

 

interviewer
佐竹美咲(チア美咲)


出身地:山形県山形市

趣味: 韓国ドラマ、歌、資格や検定の勉強

東北の好きな所:季節感を取り入れた料理

モットー: Now or never

ひとこと: 素敵な言葉集めします!


<編集後記>

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

メッセージを届けるべき「その人」に向き合う真剣さに感動しました。

次世代を考えて仕事のスタイルを塗り替えていく姿も印象的でした。

数年前のラジオ番組の公開生放送の時にお見かけしてから憧れていた、

松浦さんとお話をさせていただいた時間は、本当に貴重なものです!

更なるご活躍をお祈りしております!


取材にご協力いただいた松浦さん、本当にありがとうございました。