東北で働く女性のライフスタイルマガジン［東北ウーマン］

私は毎年、1年間分の『100のやりたいことリスト』を作っています。
リストは毎年新しく購入したスケジュール帳のノートに記入し、気が向いた時にチェックしていました。1年間で達成することができなかった項目は、来年に持ち越ししています。


ある時、いつものように見開き2ページに欲望をガシガシ書きこみながらふと、他の人たちはどんなやりたいことをしているのかな？と思いました。
やりたいことリストを作っても共有し合う機会がなかったため、他の人がどんなことを楽しんでいるのかは全く知りませんでした。

おそらく他の人たちが考える『楽しい』は自分のそれとは別で、視点もベクトルも異なるはず。
みんながどんなことに興味があるのか、実際に自分がそれをやってみるのはどうか、たまにはちょっと違う楽しみを味わってみたいな～なんて気持ちが芽生えてきました。

というわけで今回、3月1日～3月31日までの1ヶ月間、身近な人たちの『楽しかったこと』『やってよかったこと』を実際に自分がやってみる企画を始めてみました！

アイデアは、事前にアンケート集計をし身近な人たちからネタをいただいています。

(アンケート回答に協力してくれたみなさんありがとうございました！大変感謝しています。)

で、どんなネタが集まったのかというと

●チーズケーキをホールで食べる

●携帯を使わないで目的地に行き、お気に入りの場所を見つけてみる

●映画『スーパーサイズミー』の実験を自分の体でやってみる

などがありました。

本来であればちょうど1ヶ月経った頃に執筆、投稿するのがタイミング的にピッタリなのですが、持ち前の怠けグセが顔を出してしまい、2月から始めることができませんでした…。

多少の誤差はあるものの、ここまで継続して学んだこと・気づいたことがいくつかあるため、備忘録のように記録しておこうと思います。

最近知り合った方からおすすめいただいたラジオ番組『高橋源一郎の飛ぶ教室』で紹介された、沢田マンション物語。
いつか住みたい場所の1つになりました。


~ここまでやってきて変化したこと~

◆後回しグセがちょっと改善？

みなさん夏休みの宿題はいつ頃終わらせていましたか？
私は根っからの怠け者で、7月は余裕ぶっこいて8月下旬くらいから焦り始めるタイプでした。
特に、朝顔の観察日記や１日の振り返りシートといった毎日継続して取り組むタイプのものはどうしても続かず、気づいた時に慌ててやるという体たらく。
やらなくてはいけないものほど後回しグセが発動して後々苦しんできました。

ですが、なんと、そんな私がこの企画は毎日続けることができています！！
この企画を通して得た感想や気づきを最終的にはコラムにするので、多少「やらなくてはいけない」というプレッシャーが働いていることもあるとは思いますが。

夏休みの宿題の終わらせ方と仕事の進め方は似ているそうです。社会人後も地獄を見ることのないよう、この波に乗って後回しグセを完全抹消させたいです。


◆お金が飛ぶ

遠出をしたり何かを購入するためには、当然ながらお金がかかります。
けれど、自分でお金を払っているためか、その分に見合ったモノを手に入れようと全てのことに本気で取り組んでいました。
自分のお金なので責任感が持てるだけでなく、満足感も高かったように感じます。


◆重い腰が軽くなる

私は、なるべく朝の早い時間帯でこの企画に手をつけるように心がけています。
先に着手して終わらせると、「やり切った！」という開放感と充実感を味わえるのですが、そこから今日やらなくてはいけないことへも難なく手をつけることもできます。

『後回しグセがちょっと改善？』でも書いたように生粋の怠け者、である私は何かを始めるまでが長い長い。

けれど、最初に取り組むこと(今回はこの企画)が楽しかったり比較的簡単なものであると、すぐ手をつけることができるため、取り組むこと自体へのハードルが下がります。
おかげで今日やらなくてはいけないことを明日に持ち越す、なんてことが少し減りました。
成長した証ですね。

ミモザのドライフラワー。写真ホルダーを見返して気づいたのですが、こじゃれた撮り方をしようとする際はいつもこの角度から撮影していました。慣れていない感がひしひしと伝わってくるので、撮影レパートリーを増やして成長していきたいです。

せっかくやるのであれば大々的にやってしまおうと、ありとあらゆる人たちからアイデアをいただきコツコツと続けてきましたが、人からおすすめされた物事にとりあえず取り組んでみるだけでこんなにたくさんの恩恵をあずかるとは思いもしませんでした。

この3月を乗り越えることができたのは協力してくれた皆さんの、素晴らしいアイデアのおかげです。
忙しい中でもホッと一息つけて大学の勉強から離れることができる幸せな時間が、私の精神的な余裕を保ってくれていました。

今月も残りわずか。
自分の好きなペースで、最後まで駆け抜けていこうと思います！