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山田 望未 学生 東北ウーマン
望み多き副編集長の、何気ない日常から得た知見をお届けします。
山田の自己啓発コラム ライフスタイル 2020-09-20
夏に、負けない

皆さんご無沙汰しております!夏、いかがお過ごしでしょうか。

私は例年以上に濃い夏を過ごしております。今回は、そんな今年の夏休みについてお話しします。

 

私は、夏が大好きなのですが、例年はダラダラしてしまって何もせずに過ぎていくということが多いです。夏を制する者は…という言葉をよく聞くように、夏は自分を制する季節なのだと思っています。ということで、今年の夏は何もしないまま越してしまわないように、と意味のある毎日を過ごすよう心掛けました。

 

 

(今夏、暗い場所でのシャボン玉がエモいと私の中で話題に。)

 

そんな私が、今夏一番頑張ったことは「アルバイト」です。このご時世で不要不急の外出ができなかったので、ひたすらアルバイトに没頭していました。バイト、バイト、バイト、課題…というような毎日でした。

 

 

〇私の働き方

私は、3月からの約半年間、引越しのアルバイトをしています。私は東北ウーマンで、「女性にとって珍しい仕事をされている方」を取材のテーマにしているのですが、私自身もこのアルバイトをしていると「女の子なのに!?」と驚かれることがよくあります。

なので、今回のコラムでは私の働き方について少しだけお話したいと思います。

 

このアルバイトを始めたきっかけは、梱包スタッフの求人でした。当初は大学通学のため、4月に宮城を出て山形入りする予定だったので、1ヵ月の短期アルバイトを探していました。そこで梱包スタッフの求人を見つけ、応募して面接に行ったら、同じ会社で募集していた引越しのアシスタントスタッフを勧められたのです。不安はありましたが、少し興味もあったのでやってみることにしました。これが私と引越しの出会いです。

 

日が経つにつれて不安は消えて、徐々に仕事も覚え、今年の夏を迎えました。夏の引越し作業はとても大変です。炎天下での作業なので、常に暑さとの戦いです。3階の引越しだったりすると、とどめを刺されます。夏を生きている感じがします。ちなみに、消費するペットボトルの数は一日平均6本・・・自分でもびっくりします。

 

お客様に喜んでいただけることや、チームで協力して辛い作業をやり切れることが嬉しく、私のやりがいになっています。その他に、女性作業員だけで冷蔵庫などの大きな物を運ぶことができた時には、この上ない達成感と嬉しさが込み上げます。

 

 

〇女性が働くこと

男性に比べ、力仕事をすることはもちろん、簡単に着替えられないことや体格差があることは大変ですが、周りの方々が優しく気遣ってくれて自分のペースで出来るので、女性にとっても働きやすい環境だと思っています。そして、女性が女性として働いていいのだと実感することができます。

 

ですが、このアルバイトをしている以上、女性としての自分を犠牲にしなければならないこともあります。染髪やピアス、ネイルが禁止されているので、自由にオシャレが出来なかったり、どうしても日焼けをしてしまったり、筋肉がついてムキムキになってしまったりするので、そこを少し我慢して、お仕事に専念しています。

 

 

〇夏が終わり、これから

朝早くから夜まで一日中働いて、正直大変です。肉体的にも精神的にも、何もしない日の何倍も疲れます。だけど、だからこそ一日の達成感がすごくあって、自分と戦っている感じがするので好きです。目標通り、意味のある毎日を過ごすことが出来ました。

夏休みは毎日のように出勤していたので、社会について、働くことについて、人間関係についてなど、色々なことを学ぶことが出来ました。そういう意味で、自分自身少し成長できたのではないかと感じています。

 

大学に通学できるようになる10月からは、山形の支社に所属させてもらうことになりました。

何が起こるか分からないなあとしみじみ感じました。これからも、学生のうちにたくさん挑戦してたくさんの経験を積んでいきたいです。

 

そして、性別を気にせずに、色々なことに挑戦していけたらいいなと思います。


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