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遠藤 瑞歩
学生 東北ウーマン
| ハッピーエンドで秋へと渡ろう |
この夏、カラフルだった。
”目を閉じたくなるくらい、たくさんの色をみた。”
とある日の深夜2時、「そうだ、島行こう。」
夜って不思議。1人でもなんでもできちゃう気がする。
ひとり、Googleマップと睨めっこしながら
山形県の唯一の有人島、飛島（とびしま）に向かった。
海、山、川、岩。
朝日、夕日、星空。
眩しかった。
目に映るものどれもクリアに見えて情報が入ってくるのに浄化されていく感じ。
普段じゃ見ることのない景色を写真に残すのではなくて、自分の記憶に残そうと思ってじっと目に焼き付けてきた。じーっと。
この夏、カラフルだった。
”たくさん食べた。
人って美味しいものを食べると笑っちゃうのは本当みたい。”
先日は青森に行き、おすすめの太巻きを食べた。
青森の太巻きは、干瓢などは入れずに具材は海鮮だけ。
この太巻きが美味しくて食べた時にふふっとにやけて笑ってしまった。
何より、美味しいものを誰かと食べるって幸せだ。
この夏、カラフルだった。
”たくさん汗をかいた。いい汗。生きてるって感じ。”
島に行き、山を登り、海に浸かって、川で遊び、岩で音楽に揺られ…
無我夢中で過ごしていたなと思う。時間を忘れてしまうくらい。
目の前にあるちょっとした幸せや生きているという実感を見つけること。
何事も楽しむことが、幸せに生きる毎日になるのかな。
なんてことを考えて、さて明日は何をしよう。
私の周り、カラフルだった。
すごい速さで夏が過ぎ、秋がきた。
夏休み、ありがとう。
よろしく、冬休み。
ー ハッピーエンド ー
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