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奥山 美澄紀
学生 東北ウーマン

雪国大学生の足跡 ライフスタイル 2020-09-17
大学2年、夏。

 

ご無沙汰しております。
ピースマーク奥山改め、奥山美澄紀です!

そろそろ秋が顔を出し始める季節のはずですが、今年は特に残暑が本気を出しております。
まだまだ暑いですね。

 

他のライターも書いていましたが、みなさんこの夏、いかがお過ごしですか?
私はキャンプ、海水浴、旅行、花火、お祭り。
ありとあらゆる夏の風物詩を堪能…できませんでした!

 

おのれ、コロナ。

 

それでも、私を虚無の夏から救ってくれているのはアルバイトです。

この情勢でも、ありがたいことに雇用を継続していただいている、とあるアパレル。
毎回楽しく、やりがいを感じながら働いています!

今回のコラムでは働いてみて気づいたこと、自分への影響などを綴っていきます。

 

 

「得意だから」ではなく「苦手だから」

アパレルって、お洒落な人が働いていますよね。
品があって、美人で、メイクもきれいで、笑顔が素敵で。
私が身を置いているところも、例外ではありません。
未だに自分が雰囲気をぶち壊しにしていないかと不安になることもしばしばあります。

それもそのはず、小学校は母が選んでくれた服を言われるがままに着て、中高では部活で土日も制服生活。
ファッションセンスが優れている人に憧れながらも、特に意識することなく過ごしてきました。
大学入学を機に、私は窮地に立たされます。

ファッション、わからない。

それは私服必須の大学生活において、大問題でした。
わからないなりに試行錯誤してみるも、そのひどい有様は自覚しておりました…。

自分のセンスの無さをひしひしと感じる中、よく利用するアパレルの求人に出会いました。

 

服に囲まれる環境なら、服の良し悪しが効率よくわかるのでは?
ファッションを提案する立場になることで、そのプレッシャーがいい方向に働くのでは?
発展途上の中での仕事がゆるされるのは若いうちにしかできないのでは?

 

私はある種、ショック療法を用いることにしました。
冒頭に話したハードルに絶大な恐怖を感じつつ、突っ込んでみることにしたのです。

 

結果…

まさかの採用をいただきました。
先手挨拶が基本なのですが、会う人会う人従業員皆お洒落。震えました。

それからというもの、着こなしや色の使い方、体型、雰囲気に合ったコーディネートなどを知り
自分の服装にも少しづつ活用していきました。
いつしか、「かわいい」と思った服が着こなせるように
自分磨きにも取り組むようになっていました。
コンプレックスだった爪も形を整え、ネイルをしたり、限られたメイク道具で、
どれほど汎用性のある楽しみ方ができるか挑戦したり。

ファッションだけでなく、自分にも興味を持ち、磨こうとする意識ができました。

 

大学がリモート授業となり、画面上で友人と久しぶりに顔を合わせると、
「垢抜けた」と賛辞をもらい、幸せな気持ちになりました。
自分磨きの醍醐味ってここですよね。

多少無理をしてやってみたことでも、この挑戦は自分にいい影響を与えてくれました。
ファッションに疎かった私が、今ではトレンドを調べて、それに合った靴を購入するほどです。
自分で自分にびっくりしています。
購入した商品はまだ届いていないのでお見せできませんが、
とってもかわいいものに出逢えました。
秋冬で履くのが楽しみです!

みなさんも、「憧れるけど自分には無理だろうなぁ」と思ってしまっているものに、
ぜひ挑戦してみてくださいね!


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