10年前にタイムトラベルしたハタチの夏 |
(この写真は、ちょうど10年前の写真です。左から姉①、私、姉②です。トリックアート展での1枚。)
2020年の夏
こんにちは。東北ウーマンの菅野彩友です。
皆様、この夏はどのように過ごされましたか?コロナウイルスが流行し、お家で過ごす時間が増えた分、新しいことに挑戦する人も多かったのではないでしょうか。
そんな中、私はと言いますと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・過去に戻っておりました。
これは、決してタイムマシーンでタイムトラベルを体験したわけではありません。そんなことができていたら、私は、高校生の時から「無料トライアル期間だけ・・・」と、複数の動画配信サービスに登録しては、結局あまり利用しないまま解約するのを忘れてしまい、何ヶ月も料金をとられ続ける哀れな女から脱却しているでしょう。
では、ここでの「タイムトラベル」の意味とは?それは、当時の思い出を振り返ることで、過去の自分の感覚や感情を蘇らせるという、「感情のタイムトラベル」です。
私はこのタイムトラベル沼にまんまとハマり、夏の間、ずっと過去と現在を行き来しておりました。今回のコラムでは、私がどのようにしてタイムトラベルを行なっていたかを紹介していきたいと思います!
(「nowいコラム」なのに全然nowじゃないですね。アハハ・・・。)
How to タイムトラベル
タイムトラベルを行う際、まず私が行なったのは、「過去にハマっていたものを思い出す」という事です。私が10年前にハマっていたものといえば、無料のPCゲーム、少女漫画、AKB48、きゃりーぱみゅぱみゅ、ボーカロイドでした。前回のコラムで書きましたが、ミーハーな私は周囲で流行しているものにハマる傾向があったようです。
過去にハマっていたものを思い出したら、あとは「片っ端から、それらを体験していく」だけです。私の場合、昔クリアできなかったPCの無料脱出ゲームを血眼でプレイしたり、ハマっていたアーティストのMVをyoutubeでひたすら鑑賞したり、Apple Musicで「菅野彩友的懐メロプレイリスト」をこっそり作ったりしていました。(需要があれば公開します。)
また、他にも、「過去に行ったことのある場所にもう一度行ってみる」という方法もあります。私は、小学校の親子行事で行ったきりの蔵王の御釜や、昔、両親に連れていってもらった水族館を訪れてみたりしました。
(小学校の親子行事以来の蔵王の御釜での私。撮影時だけマスクを外しています。)
なぜタイムトラベルをするのか?
このように、自分が「懐かしい」と感じるものや場所を辿ってみると、当時の感情が蘇り、そこで新しい発見があったりします。例えば、小さい頃は「めっちゃ広い!でかい!すごい!」と興奮していた水族館も、大人になった今、再び訪れてみると、意外とこじんまりして、落ち着ける空間なんだなという発見がありました。
また、「あの時、あんな風に考えてた時もあったなあ」とか、「この価値観は今も昔も変わらないな」というような、当時の価値観や考え方も蘇ってきます。タイムトラベルでは、自分の成長を感じることができるのです。
私は、最近20歳になって、もう「子供」とは呼ばれなくなってしまい、「自分は本当に大人になれているのか?」という焦りを感じていました。そのため、過去の自分と比較することで、大人になったという実感を得ていたのかもしれません。
まあ、私がタイムトラベルをしていた一番の理由は、「楽しいから」なんですけどね・・・!
最後に
私が行なった方法以外にも、旅の思い出や、中学・高校での思い出などを友達と語るというのも、立派な「タイムトラベル」です。このように、タイムトラベルができる機会は、私たちの日常にたくさん潜んでいて、誰でも気軽に行うことができます。
皆さんも、まだまだコロナウイルスによる自粛ムード漂う中、どこへも行けず、ストレスを感じてしまう時は、是非「タイムトラベル」で、気分転換をしてみてはいかがでしょうか?